職務経歴書を単なる「過去の経歴を記録した書類」だと思っていませんか? もちろん記録としての側面もありますが、実は、面接の流れをあなたが有利になるようにコントロールするための「最強の台本」としても使えるのです。

面接の場面を想像してみてください。 面接官は基本的に、手元にあるあなたの職務経歴書を見ながら質問をします。 つまり、「そこに書いてあること」が質問のベースになるのです。これを利用しない手はありません。

例えば、あなたが「糖尿病指導」の経験に自信があり、面接でもその話をしたいとします。 そうであれば、職務経歴書の自己PR欄や業務内容の欄に、「糖尿病患者さんへの生活指導に注力し、行動変容をサポートした経験」と、あえて目立つように書いておくのです。 そうすれば、面接官の目には自然とその文字が飛び込み、「具体的にどんな指導をして、どんな変化がありましたか?」と質問してくれる確率がグンと上がります。

逆に、あまり深く突っ込まれたくない苦手な分野や、自信のない経験については、さらりと事実だけを記載し、深掘りされないようにするのも一つの戦略です。

職務経歴書は、ただ提出して終わりではありません。 自分が話したい得意分野に「質問の種」をまいておく。 こうして戦略的に作成された職務経歴書があれば、本番の面接でも「聞かれたいことを聞いてもらえた!」という展開を作り出すことができ、落ち着いてあなたの魅力を伝えることができるはずです。