採用担当者は、日々の業務の合間を縫って、たくさんの応募書類に目を通しています。 その中で「この人に会ってみたい」と思われる書類と、残念ながら面接に進む前に弾かれてしまう書類には、実は明確な違いがあることをご存知でしょうか。
不採用になってしまう職務経歴書に共通しているのは、経験やスキル不足ではなく、「読み手への配慮が足りないこと」です。
もっとも多いのが、文字がびっしりと詰まった「読む気を削ぐレイアウト」です。 改行や見出しがなく、黒い文字の塊のような書類は、どんなに素晴らしい内容が書かれていても、最後まで読んでもらえない可能性が高いです。 パッと見た瞬間に「読みやすそう」と思わせる余白や構成は、それだけで「相手の立場に立って仕事ができる人」というアピールになります。
また、内容が「看護業務全般」としか書かれていないなど、具体的でないものもNGです。 採用担当者が知りたいのは、「どの程度の重症度の患者さんを、何人受け持ったのか」「夜勤は月に何回入っていたのか」といったリアルな情報です。 これが見えないと、あなたが現場で動く姿を具体的にイメージできないのです。
そして意外に見落としがちなのが、誤字脱字や、使い回しの形跡。 特に病院名の間違いや、日付のズレは、「仕事も雑なのでは?」「インシデントを起こしそう」という致命的な不信感につながりかねません。
職務経歴書は、あなたの第一印象を決める「顔」そのものです。
特別なスキルを書く必要はありません。まずは相手が読みやすいように情報を整理し、「丁寧な仕事ができる看護師」であることを伝えていきましょう。